HANA / 暮部拓哉(くれべ たくや)
HANA / 暮部拓哉
10年前(2008年)にNHKみんなのうたで紹介されたHANAという歌を久しぶりに聴きました。
当時、インディーズ界注目の新人だった暮部拓哉。この楽曲は、大切な家族を失い哀しみに暮れる親友に暮部が贈った歌です。出会いと別れの季節~「春」
美しく咲きほこり、そして散っていく花々に想いを込めて、若い人も、年老いた人も、それぞれに大好きな人を想う。。心動かされる隠れた名曲だと思います。
HANA
揺れる雪明り 足を止めて
冷えた手をかざし息を吐けば
白くて温かな 僕の命がある
転ばないようにつまづかぬように
いつも手をひいてくれた人
ありがとう この空に心が祈ってる
いつかは途絶えてしまうのだから
きっと 胸にある想いは永遠となれる
それはただ 咲き散る花のように
実を結び未来を紡いで行く
うしろ姿悲しく振り向けば
影はもうどこかの風
涙のつぶて 手のひらすくって
この木に花を咲かせましょう
僕らのこの道に 愛を咲かせましょう
今 声に出して伝えたいような
優しい言葉が胸にある
走ろう もうすぐ君の眠る街
いつかは消えゆくもので溢れてるから
今は 少しでも真っ直ぐ 君を愛したい
遠い遠いはるか昔もまた
僕らは近くにいた気がするんだ
幾千の夜を越えめぐり逢う
どんな時代も僕らは
それはただ 咲き散る花のように
実を結び未来を紡いで行く
遠い遠いはるか昔もまた
僕らは近くにいた気がするんだ
幾千の夜を越えめぐり逢う
どんな時代も僕らは
願っては信じている
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